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COLUMN

8/8 PYGMALIONは1周年を迎えました。

この度、PYGMALION株式会社は、2019年8月8日で1周年を迎えました。
これもひとえに支えて下さる皆様のおかげです。1年間を振り返り、久しぶりに筆をとっています。

この一年を振り返ってみて

この1年は、一言で表すと「留」。

これは、天球上の惑星の運動で、順行から逆行、および逆行から順行に移るとき東西方向への運動が一時停止することを意味します。
昨年の8月、拠点を八ヶ岳に移してから、新規の案件をお受けすることもなく、まさに、この「留」の意味そのままのような、去ることもなくただただそこに留まるという、貴重な1年を過ごしました。
この時間を経て、在り方がアップデートされ、クリエイティブの階層が変わったように感じています。

 

クリエイティブの階層が変わるとは?

“選ばれしものとして、特別な使命を成し遂げる役割がある”

これは私自身が幼少期の頃から漠然と感じている感覚ですが、「留」の期間を経て、八ヶ岳の大自然に身を委ね、暮らしを味わった先に、自分の中の「特別である」「何かを成し遂げる」という感覚に手放しが起こりました。

 

優しく降り注ぐ雨のシャワー

 

 

自然界に溢れる愛の形

 

 

うまく鳴けない鶯

 

 

その全てが愛おしくこの惑星と一体となって感じるとき

 

どの瞬間も比べようのないくらい尊いものであって、特別で、世の中への貢献度や事業規模など、大小ではないということ。
存在するだけで素晴らしい、息をしていることすら素晴らしいこと。・・・と、そんな感覚で満ち満ちている日々で、若干悟りの境地?を垣間見てます(笑)
とはいえ、この1年は、何度目かのアイデンティティークライシスに陥り、自信をなくす日々。プライベートでも天地がひっくり返るようなユニークな経験もしました(笑)
今、特別さの終焉を迎え、何かを成し遂げないといけないという感覚を手放し、再び、社会と接するとき、肩の力が抜けていきます。そこにはエネルギーのバイアスなどはなく、残るは、純粋な喜びや愛からの創造のみ。これを体現するフェーズの入口に立ち、ここから、本当の意味で、PYGMALIONの本編が始まる予感がしています。

 

Driven by Creative&Art〜純粋な喜びや愛から創造する

この秋より、1軒家に事務所を移すことになりました。
ゲストルームもあるので、滞在型でブランディングや事業のDNAにじっくり向き合うクリエイティブ戦略リトリートも行っていこうと思います。
ブランディングにエネルギーを注いでいくこと、あらゆるタッチポイントの世界観を一致させていくこと、それがサスティナブルなファンメイクに繋がります。
クリエイティブ制作の前段階でブランディングに集中して取り組みたい方向けのサービスとしてブランディングパッケージのご用意もございますので、お問い合わせください。

 

PYGMALIONは、2期目を迎え、クリエイティブを味方につけるDriven by Creative&Artを掲げ、軽やかに、ますます偶発性を楽しみながら突き進んでいきたいと思います。
今後とも新生PYGMALION株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。

 

PYGMALION株式会社 代表取締役 織田 智恵